変数名の付け方

C言語でプログラムを記述する時には、変数を初めに宣言しなければなりません。
変数とは、プログラムの中で、数字や文字列などの値を格納する箱のようなものです。
あらかじめ宣言していない変数は、使うことができないのでエラーになります。
変数名は、基本的にプログラムの作者が自由に付けるものですが、少しだけ決まりがあります。
≪変数名の命名規則≫
・使用できる文字はアルファベット、数字、アンダーバーのみ
・先頭の文字に数字は指定できない
・C言語の予約語は指定できない(if,for,printfなど)
・大文字と小文字は区別される
この決まりを守れば形式的にはなんでもOKということになりますが、読みやすくバグの少ないプログラムを組むためにはわかりやすい変数名を定義する必要があります。
好きな名前を付けていいからという理由で、aaa,bbb,aiueoなど適当な文字列にしてしまうと、プログラムを作る上で、あるいはあとで見直した時に、何が格納されている変数か全くわからず、解読に手間もかかりますし、バグの原因になる場合があります。
ですから、なんのために使う変数で、どのような値が入っているのか容易に推測できるような変数名をつけるように日頃から心がけましょう。
(変数名の定義例)
顧客の名前を格納する変数はc_name(顧客customerの頭文字と名前nameを組み合わせる)
店舗番号を格納する変数はs_number(店shopの頭文字と番号numberを組み合わせる)
このように容易に推測できることが大切です。
またあまり長すぎる変数は、スペルを間違えてしまうこともありますから要注意です。
たとえば、顧客の電話番号を格納する変数をnumber_customer_telephoneというように定義すると、顧客の電話番号ということはわかりますが、プログラム内でスペルを間違う可能性があり結果的にバグの原因になります。
このような変数名をつけることは避けましょう。

基本的なデータ型について

変数を宣言する時には、その変数がどんな種類であるかも記述しなくてはいけません。
どのような種類の値が入るかによって、CPUのメモリをどれくらい確保するかが変わってくるからです。
このように変数がどのような種類であるか定義するものをデータ型と呼びます。
数字や文字では格納するメモリ数も違いますし、数字の中でも桁数や小数点の有無で変わってきます。
この型の宣言を誤ってしまうとバグの原因になりますから、しっかりと理解することが重要になります。
C言語で使用する基本的なデータ型は以下の通りになります。

基本的に、文字はchar型、整数はint型と覚えましょう。C言語を始めたばかりで、まだ複雑なプログラムを記述しない人は、数値の範囲やバイト数と聞くとちょっと難しく感じるかもしれません。
小数点の計算する場合は桁数の確認をしてfloat/double型を使いましょう。

変数の宣言や型の宣言を間違うとどうなるの?

変数の宣言や、型の宣言を間違うと、エラーが発生します。
ここでは主なエラー内容について説明します。

宣言されてない変数を使っている


6行目のように、初めに宣言した変数はNameであるのに、間違えてNameaと宣言していない変数を使用した場合、以下のようなエラーが表示されます。

`変数名’ undeclared :宣言されてない変数を使っている
対処法:変数名の修正を行いましょう。

データ型の名称が違う


4行目のように、char型をcharaとスペルミスした場合は、以下のようなエラーが表示されます。

unknown type name ‘XXXX’:型の名称が違う
対処法:正しい型名に修正しましょう。

プログラム内で同じ変数名が使われている


6行目のように、同じ変数名を重複して定義すると以下のようなエラーになります。

redeclaration of `変数名’:変数名が重複している
対処法:変数名は重複しないように定義しましょう。
変数の型の宣言は基本中の基本のことなので、初めからしっかりと内容を覚えて、間違いのないように使えるようにしましょう!