Findで複数の条件で検索する方法についてご説明します。
基本的に、Findでは検索語を1つしか指定することはできないので
複数の条件を付与したい場合はコードを工夫する必要があります。
それでは、具体的な方法について確認していきましょう。

OR検索

複数の検索条件のうちいずれかが含まれているセルを検索するOR検索を行うコードの例です。
一つ目の検索ワードがヒットしなかった場合は続けて二つ目の検索ワードで検索を行っています。
<コード>

Dim FindCel1 As Range   '一つ目の検索結果を記録'
    Dim FindCel2 As Range   '二つ目の検索結果を記録'
    Set FindCel1 = Cells.Find(what:="ひとめぼれ")   '一つ目の検索ワード'
        If FindCel1 Is Nothing Then '一つ目の検索ワードがヒットしなかった場合'
            Set FindCel2 = Cells.Find(what:="あやひめ") '二つ目の検索ワード'
                If FindCel2 Is Nothing Then '二つ目の検索ワードがヒットしなかった場合'
                    MsgBox "両方の検索ワードにヒットしませんでした"
                Else
                    MsgBox "『あやひめ』は" & FindCel2.Row & "行目の" & vbCrLf & _
                    FindCel2.Column & "列目です。"
                End If
        Else
            MsgBox "『ひとめぼれ』は" & FindCel1.Row & "行目の" & vbCrLf & _
                    FindCel1.Column & "列目です。"
        End If

<実行例>

AND検索

複数の検索条件が全て含まれているセルを検索するAND検索の例です。
一つ目の検索条件にヒットした場合はInStrで二つ目の検索ワードが含まれているかチェックし、
FindNextで二つの検索条件に合致するセルが見つかるまで検索を続行しています。
<コード>

Dim FindCel As Range    '検索結果を記録'
Dim FirstCel As Range   '検索にヒットした最初のセルを記録
Set FindCel = Cells.Find(what:="あきたこまち")  '一つ目の検索ワードを検索'
If FindCel Is Nothing Then
    MsgBox "検索ワードにヒットしませんでした。"
Else
    Set FirstCel = FindCel
    If InStr(FindCel.Value, "トヨニシキ") <> 0 Then 'セルに二つ目の検索ワードが含まれている場合'
        MsgBox "『あきたこまち』と『トヨニシキ』が含まれているセルは" & vbCrLf & _
        FindCel.Row & "行目の" & FindCel.Column & "列目です。"
    Else
        Do
            Set FindCel = Cells.FindNext(FindCel)	‘目的のセルが見つかるまで検索を繰り返す’
            If FindCel.Address = FirstCel.Address Then  '検索対象の終端に達した'
                MsgBox "検索ワードにヒットしませんでした。"
                Exit Do '検索終了'
            End If
            If InStr(FindCel.Value, "トヨニシキ") <> 0 Then 'セルに二つ目の検索ワードが含まれている場合'
                MsgBox "『あきたこまち』と『トヨニシキ』が含まれているセルは" & vbCrLf & _
                FindCel.Row & "行目の" & FindCel.Column & "列目です。"
                Exit Do
            End If
        Loop
    End If
End If

<実行例>

まとめ

Findでは単一のワードしか検索できないという制約があるため、
複数の条件を指定したい場合は様々なコードを組み合わせて目的の処理を実現します。
今回ご紹介した例以外にも色々な方法がありますので、検索したいシートの構成によって
最適なコードに書き換えてみてください。