セルの選択方法についてご説明します。VBAで作業対象を指定する基本的なコードなのでしっかり押さえておきましょう。

Selectによるセルの選択

CellsまたはRangeで対象を指定し、Selectで選択を行います。
<コード>

Cells(3, 1).Select
    MsgBox "セルB3が選択されました。"
    Range("A1:C2").Select	'複数のセル範囲も選択できる
    MsgBox "セルA1~C2が選択されました。"

<実行例>
【VBA入門】セルを選択する方法
【VBA入門】セルを選択する方法

Selectionを用いた操作

選択されているセルはSelectionオブジェクトにより取得することができます。
<コード>

Range("B2:C6").Select	 'セルB2~C6を選択
With Selection	'SelectionオブジェクトについてWith~End Withまでの処理を実行
        .Font.ColorIndex = 3                        '文字色を赤にする
        .Font.Size = 10                             'フォントサイズを10にする
        .Font.Italic = True                         '文字を斜体にする
        .Interior.ColorIndex = 6                    '背景色を黄色にする
        .Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = xlDouble '下部に2重線を引く
End With

<実行例>
【VBA入門】セルを選択する方法

Selectによる選択の注意点

VBAではアクティブシート以外のセルを選択することはできません。
<アクティブシート以外のシートを指定したコード>

Sheets("Sheet2").Range("A1").Select

<実行例:エラー>
【VBA入門】セルを選択する方法
・アクティブシートとは?
現在操作対象となっているシートをアクティブシートと呼びます。また複数のシートをアクティブに指定することはできません。
よって、別のシートのセルを選択したい場合は【シートの選択】→【セルの選択】という順番で処理を行うようにしてください。
<コード>

Sheets("Sheet2").Select
Range("A1").Select
MsgBox "セルA1が選択されました。"

<実行例>
【VBA入門】セルを選択する方法

まとめ

VBAでセルを選択するとSelectionオブジェクトでまとめて操作することができます。セルの色やフォントなどを一気に変更するときなどに便利なのでぜひ活用してみてください。