今回はUnityのプロジェクトをAndroidで動かす方法をご紹介します。AndroidでUnityのプロジェクトを動かすためには大きく4つのステップを踏む必要があります。

JDKのインストール及び設定

JDKとはJava SE Development Kitの略称で、後でインストールするAndroidStudioを動かすために必要なソフトウェアのセットになります。
まずは下記サイトをクリックしてください
http://www.oracle.com/technetwork/java/
javase/downloads/index.html

【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
上記ページが表示されましたら、画面にあるJDK DOWNLOADボタンをクリックしてください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
「Accept License Agreement」をクリックして、その後に環境を設定するPCに応じたexeをダウンロードしてください。
ダウンロードしたexeファイルをクリックするとJDKのセットアップウィンドウが表示されます。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
上記ウィンドウが表示されたら「次」をクリックしてください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
「次」の遷移先でインストール先を設定します。インストール先は次のステップのJDKの設定の際に必要になるので、メモに残してください。基本的にインストール先はデフォルトで大丈夫なので、そのまま「次」をクリックしてください。これでJDKのインストールは完了です。
ただ、JDKをインストールしただけでは、AndroidStudioを使うことはできません。次に環境変数の設定を行います。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
コンピュータを右クリックしてプロパティを選択してください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
コントロールパネルが開きますので、システムの詳細設定をクリックしてください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
システムのプロパティが開きますので「環境変数」をクリックしてください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
システム環境変数のPathを選択し編集をクリックしてください
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
先ほどインストールしたフォルダのパス+\binの変数値を追加してください。
例)インストールフォルダがC:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101の場合
→C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101\bin
このときの変数値の追加方法ですが、変数値の一番後ろにセミコロン(;)を追加した後にパスの記述をして下さい。これでJDKの設定は完了です。

AndroidStudioのインストール

AndroidStudioは先ほどのJDKと違ってただインストールするだけで大丈夫です。ただし、インストールにかなりの時間がかかります(だいたい体感1時間くらい?)
https://developer.android.com/studio/index.html
まずはインストール先です。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
画面中央にある緑色のボタンをクリックしてください
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
利用規約が表示されますので、「同意します」にクリックをして、ダウンロードボタンを押してください。
すると1G以上のexeが落ちてきますので、気長に待ちましょう。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
Android StudioのSetupウィンドウが表示されたら、後は画面上のNextをクリックし続ければ、インストールが完了します。
これでAndroid Studioのインストールは完了です。

UnityでAndroidを焼くための設定

Unityを起動して、Edit→Preferencesを選択してください
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
Preferencesウィンドウが開きますので、ExternalToolsを選択して先ほどインストールしたAndroidStudioのSDKのパスとJDKのパスを入力します。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
設定が完了しましたら、次にFile→Build Settingsを選択します。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
Build Settingsウィンドウが表示されるので、Androidを選択して、Switch Platformを押してください(このとき、プロジェクトに含まれるアセットの数が多ければ多いほど切り替えに時間がかかりますのでご注意ください)
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
次にPlayer Setingsをクリックしてください
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
Inspector上にPlayerSettingsの項目が表示されますので、その中のOther Settingsの項目の中の Bundle Identiferに適当な文字列を入力します。
「com.Company.ProductName」がデフォルトに入っているかと思いますが、そのままですとビルドを焼く際にエラーが発生してしまいますので、com.test.project等の適当な文字列を入力してください。
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
これで、Unity側の設定は完了です。

apkファイルの出力し、手持ちのAndroidに転送

Unity側の設定が終わったので、後はAndroidにプロジェクトを転送するだけです。
手元にAndroidは用意しましたか?
ただ、ここで2点ほど注意が必要です。
Androidにビルドを転送するためには開発者モードにする必要があります。
開発者モードにする方法は機種によって違うのですが、大抵は設定→端末情報からビルド番号を10回ほどタップする等の隠しコマンド的なやり方で開発者モードにすることができます。
この方法でできなかった方は自分のAndroidの機種名+開発者モードで検索してください。
また、AndroidをPCに認識させるためにはADBドライバが必要です。ADBドライバ自体はMACでは必要ないのですが、Windowsの場合、必要になります。これも自分の持っている機種名+ADBドライバで検索してPCにインストールする必要があります。
さて、準備はできましたか?
PCにAndroidを接続は完了していますか?
【Unity入門】UnityのプロジェクトをAndroidで動かしてみよう
File→Build Settingsから先ほどのBuild Settingsウィンドウを表示し、Build And Runを押してください。
ファイル名の入力が促されますので、適当な文字列を入力するとAndroidにプロジェクトが転送されます。
これで、ようやくAndroidでプロジェクトが動きます。

最後に

Androidに無事転送はできたでしょうか?
できたかた、おめでとうございます!
Android開発の第一歩をあなたは踏み出しました。
開発規模が大きくなるとこのように直接Androidに転送するのではなく、Deploygate等を使ってQRコードでインストールすることができるサービス等を使ったり、Jenkinsを用いてビルドを焼いて、アップロードする工程を全自動化するなど、これ以外の手法を色々駆使して開発効率を上げていきます。
また、Android開発では、画面比の違いによる表示崩れ、予期せぬクラッシュ。普通のPC1台の環境で動かしていた時と違って、いろいろな問題が発生するのもすでに名物になっています。
しかし、それらを乗り越えると、全世界で数十億人が使っているサービスのアプリを世にだすことができるのです。
それでは良いUnityライフを!