Photoshop(フォトショップ)で作成したデータは、いろいろなファイル形式で保存することができます。データを使用する目的によって、ファイル形式を使い分けましょう。今回は、Photoshopで扱える保存方法について学んでいきましょう。

Photoshopのデータを保存するには?

1.PSD形式で保存する目的と方法

  1. 「ファイル」から「別名で保存」を選択します。
  2. ファイル形式が「Photoshop(PSD,PDD)」と、なっていることを確認し保存ボタンを押しましょう。
  3. ps_file001
    任意のファイル名をつけて保存すると、「.psd」という拡張子のファイルが作成されます。このデータは、Photoshopで再編集することができます。
    データに何らかの手を加えたのであれば、最後にどの形式で保存する場合でも、あとで修正が必要になった場合に備えてPSD形式で保存しておきましょう。
    一度名前をつけて保存すると、次回からショートカットキーで上書き保存できます。

    • Windows・・・Ctrl+S
    • Mac・・・Command+S

    停電やメモリ不足による強制終了などの不測の事態に備えて、1つ作業したら上書き保存するクセを今からつけておきましょう。

    2.PSD形式以外で保存するには?

    PSD形式以外で保存するには、メニューの「ファイル」>「別名で保存」をクリック後に、ファイル形式から任意の形式を選択しましょう。
    ps_file002

    Photoshopで扱えるさまざまな保存形式について

    1.JPEG形式で保存する目的

    拡張子・・・「.jpg」
    JPEG形式は、写真の保存に向いている保存形式です。圧縮率が高いことが特徴で、デジカメやスマホで撮影した画像データの保存方式として採用されています。
    JPEG形式で保存されたデータは、複雑な色合いや中間色を表現することが得意なため、写真を保存する目的でよく使用されます。
    JPEG形式で保存されたデータは「不可逆圧縮」されたデータであり、圧縮すればするほどデータは劣化し低画質となります。また、ファイルサイズを小さくできるかわりに圧縮する前の元のデータの情報を維持することはできません。
    ps_file003

    2.PNG形式で保存する目的

    拡張子・・・「.png」
    PNG形式で保存するデータは、透明部分の情報をもったまま保存することができます。ちなみに、Photoshopで作成した透明な部分のデータはJPEG形式で保存した場合には白として認識されます。
    PNG形式で保存したデータは「可逆圧縮」されたデータであり、圧縮されても元の情報が劣化しません。そのため、WEB上で使用するロゴやバナーなどの保存データとして使用されることがあります。

    3.GIF形式で保存する目的

    拡張子・・・「.gif」
    GIF形式で保存されたデータは、PNG形式で保存したデータと同じく「可逆圧縮」されたデータです。GIF形式で保存されたデータは最大256色で構成されており、圧縮する割合は色数で示されます。色数は、256色、128色、64色、32色、16色、8色、4色、2色の8種類です。
    ps_file004
    上記の画像のように複雑な色合いのグラデーションをきれいな画質を維持したままGIF形式で保存しようとすると、ファイルサイズは大きくなってしまいます。
    ファイルサイズが著しく小さなアイコンやバナー、GIFアニメーションなどを作る目的で使用されることが多いです。

    4.PhotoshopEPS形式で保存する目的

    拡張子・・・「.eps」
    PhotoshopEPS形式は、Adobe社が独自に開発したファイル形式で、印刷を行うことを目的として作られました。実際のデータとプレビュー用の低解像度のデータの2つを兼ね備えていることが大きな特徴です。
    Photoshop EPS形式は、同じAdobe社のソフトであるIllustratorと互換性があります。Photoshopで加工した写真のデータをIllustratorで開いて印刷用のデータを作りたい場合などに便利に使用することができます。

    さいごに

    Photoshopで扱える保存方法について学んできました。たくさんの保存形式があるため迷ってしまいがちですが、それぞれの個性を知って有効に使い分けましょう。
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