- 公開日:2017-1-28 最終更新日:2017-2-13
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Photoshop(フォトショップ)のブラシツールは、画像に何かを描き加えたいときや効果をプラスしたいときに活用したいツールです。ブラシツールには、無料かつ簡単に追加できる便利なブラシがたくさんあることをご存知ですか?今回は、Photoshopの基本的なブラシの使い方や無料のブラシを追加する方法についてお伝えします。
目次
Photoshopのブラシツールの基本操作
ブラシツールの基本的な使用方法
Photoshopを起動し、新規ファイルを作成、ツールボックスから「ブラシ」を選択します。ブラシオプションからブラシの形状、大きさ、透明度などを変更することができます。いろいろなブラシの使い心地を試してみましょう。
ブラシの扱いに慣れてきたら、ブラシパレットを使用し、あらかじめ登録されているブラシを自分好みにカスタマイズしてもいいでしょう。ブラシパレットは、ブラシオプションの右端のアイコンをクリックするか、ブラシツールを選択している状態で「F5」キーを入力すると呼び出すことができます。
ブラシは自分でも作成可能
Photoshopでは登録されているブラシを使用するだけではなく、自分好みのブラシを作り出すことができます。
ブラシを登録する方法
- ブラシツールで好きな模様を描いた後、選択ツールを使って登録したい部分の模様を選択
- メニューの「編集」>「ブラシの定義」を選んで適当な名前で登録してみましょう
登録に成功していれば、自分が作成したブラシが一覧に追加されます。ブラシパレットを呼び出して確認してみましょう。
また、任意の画像を選択してブラシとして登録することもできます。気に入った画像をブラシに登録しておけば、スタンプのように扱うことも可能です。
ブラシツールの便利なショートカット
頻繁に使う機能は、ショートカットを覚えておくと作業効率が格段にアップします。
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ブラシの大きさを変更したいときに使えるショートカット
- Windowsの場合・・・「Alt + 右クリック」
- Macの場合・・・「Control + Option + 左クリックしながらドラッグ」
慣れるまでは混乱してしまいがちですが、使いこなすことが出来るようになると、ショートカットなしでは作業中にストレスを感じてしまうほど便利なものです。ぜひ、この機会に覚えておきましょう。
無料ブラシツールの追加方法
まずは無料で使えるブラシを探してみましょう
「Photoshop 無料 ブラシ」というキーワードで検索すると、無料で公開されているたくさんの種類のブラシが見つかります。使ってみたいと思えるブラシが見つかったら、早速ダウンロードしてみましょう。
ダウンロードしたブラシを読み込むには
ダウンロードしたフォルダを解凍し、フォルダ内のファイルの拡張子を確認すると「.abr」と、なっているはずです。ダウンロードしたブラシを登録するには、Photoshopを起動、メニューの「編集」から「プリセットマネージャー」を呼び出して「プリセットの種類」からブラシを選択した状態で、読み込みボタンをクリックしましょう。
その他には、オプションから「ブラシファイルの読み込み」を選択、ダウンロードしたファイルを指定する方法があります。どちらの方法を選んでも結果は同じです。
Photoshopの操作に慣れてきたら、ダウンロードしたブラシのパラメーターを調整し、更に自分好みにカスタマイズするのもいいでしょう。
たくさんのブラシを効率よく管理するには
ブラシツールをたくさん読み込んだとしても、自分にとって使い勝手の良いものは限られていたりします。使わないブラシはどんどん整理していきましょう。必要のないブラシや名前を変更したいブラシにカーソルを移動させ右クリックすると、使わないブラシを削除、名前を変更することができます。
まとめ
ブラシツールの基本操作や無料ブラシツールを読み込む方法について学んできました。早く使いこなせるようになるために、いろいろな無料ブラシを登録して、とことん遊んでみてください。