いよいよC言語超入門も第3回となりましたね。少しはC言語のイメージがつかめましたか。
何度も繰り返すことが上達のコツです。
ですから第1回と第2回の内容を、さらりと復習しましょう。
第1回では、

関数という単位でプログラムを作ること、
関数には必ずmainという関数を作ること、
関数はプレイス(波括弧)でくくること

を学びました。覚えていますか。
そして第2回では、

関数には引数を渡すことができること、
関数の区切りにセミコロン(;)を付けること

を学びましたね。
ではいよいよ第3回のC言語超入門では、簡単な数値計算にチャレンジしてみましょう。
プログラミングのメインは数値計算です。
今回も大切なポイントをお伝えしますので、気を引き締めて読んでくださいね。

数値計算をするプログラム

あれ、数値計算と聞いて、ちょっと肩の力が入っていませんか。文系の方にとって、数値計算、という言葉はさぞ気持ち悪いものでしょう。私も文系ですので、気持ちが痛いほど分かります・・・・・・。
少し肩肘の力を抜いて、深呼吸しましょう。
さぁ、それでは今回も、まずは簡単なプログラムを書いてみましょう。
2つの数値を足し算する計算です。とても簡単ですから、安心してくださいね。

 main() {
   int x;
   x = 1 + 1;
 }

さて、とても簡単な数値計算のプログラムですけれども、見慣れない記述があってドキドキしてしまいましたか。ごめんなさい。
このプログラムでは、1+1の計算をしています。計算結果は簡単ですよね。
そうです。1たす1は、にぃ~~(笑)・・・・・・あまりにもくだらなくて脱力しましたか。よかったです。肩の力が抜けましたね。
このプログラムには、抑えておきたいC言語のルールが2つあります。これから説明していきますね。

ルール1.数値は変数という箱に格納する

数学の授業で、変数を習ったことを覚えていますか。決して変な数字のことではないですよ。念のため。
C言語で言う変数とは、取りあえず今の時点では、数値を入れておく箱のこと、だと思ってください。
先に例示しましたプログラムを、もう一度見てみましょう。
main関数の開始直後に、見慣れない記述がありますね。

int x;

結論からまず言いますと、整数をしまうxという変数を作る、という意味があります。
順を追って説明しますね。
intというのは英語のintegerの略語で、日本語にすると整数という意味です。
つまり、整数を格納する変数xを作る、と宣言しているのです。
このようにC言語は必ず事前に、変数を使いますよ、という宣言が必要になります。
この宣言を忘れて変数を使おうとしますと、パソコンーー正確にはコンパイラーですが、今はパソコンと言いますねーーに怒られてしまいます。
もしパソコンが怒り出したら、変数の作り忘れがないか確認しましょうね。
と、さらりと言いましたけれども、これから本格的にプログラミングをしていきますと、変数を作り忘れてしまうということが、よくあるのです。とても大切なことですので、しっかりと覚えてくださいね。

ルール2.変数にはデータ型がある

さて、ルール1では整数という言葉を何度か使いました。
ところで整数というのは、-3、-2、 -1、 0、 1、 2、3、という数字のことですよね。
ということは、変数xには小数を含む数字(以後、「実数」と言います。)を格納することができないのです。なんと言うことでしょう。これでは困ってしまいますよね。
そこでC言語には、実数を扱うときは、別の方法で変数を宣言する必要があります。ややこしいですね。
でも、これがC言語のルールなのです。残念ですけれども、あきらめて覚えましょう。

 float y;
 double z;

このように、floatやdoubleを使うことで、実数を格納できる変数を作ることができます。
floatとdoubleの違いが気になりますか。少し複雑なため、また別の機会にご説明しますね。
まずは、変数の宣言によって扱うことができる数値が異なるということを覚えてください。
このように、整数や実数といった種類の違いを、データ型と言います。
C言語は、これまで紹介した3つのデータ型ーーint、float、doubleーーを含め、いくつかのデータ型があります。
なぜ「いくつかの」と前書きしたのかと言いますと、実はC言語には、それこそ、いくつかの規格があり、規格によってデータ型の種類が異なるのです。
ですが、基本的なデータ型は、どのC言語の規格でも同じですので、あまり心配はしないでくださいね。これから徐々に覚えていきましょう。

C言語超入門の第3回まとめ

さて、C言語入門(第3回)では、

数値計算をするプログラムをとおして、数値は変数という箱に格納する必要があること、
変数にはデータ型があること

を学んできました。
変数はプログラミングをするために必須の概念です。しっかりと覚えて使いこなしましょうね。
データ型をきちんと理解して使いませんと、プログラムが壊れることもあるのです!
本当ですよ。ですから、データ型については、また別の機会にしっかりとご説明しますね。
ステップ・バイ・ステップ。焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。