第1回のC言語超入門では、3つのC言語の基本ルールについて説明しました。
覚えていますか。忘れていても大丈夫。何度も繰り返すことで自然に覚えることができますよ。
第1回の内容を少し振り返ってみますね。
C言語の3つの基本的なルールとは、

関数という単位でプログラムを作ること、
関数には必ずmainという関数を作ること、
関数はプレイス(波括弧)でくくることでした。

思い出しましたか。
さてそれでは、第2回となるC言語超入門では、文章を出力するプログラムを例に挙げながら、さらにC言語の基本ルールを学んでいきましょう。しっかりと付いてきてくださいね。

文章を出力するプログラム

ではさっそく、文章を出力するプログラムを書いてみます。
ここでは、”楽しいC言語”という文章を出力させましょう。
「えっ、C言語なんて楽しくありませんよ」なんて言わないでくださいね。
 

main() { printf("楽しいC言語"); }

このプログラムを実行しますと、

 楽しいC言語

と表示されます。
文章を出力するには、printf関数を使用します。第1回のC言語超入門でお伝えしましたように、C言語は関数を組み合わせてプログラミングをします。
すでに誰かが文章を出力するという関数を作っていますので、関数を再利用しました。
これだけ短いプログラムにも、C言語にとって大切なルールが2つあります。順を追って説明しますね。
その前に、サラリと「関数を再利用する」と言いましたけれども、関数を再利用するという考え方は、後々とても重要になります。今は「誰かが文章を出力する関数を作ってくれて、私ってツイている!」と思っていただければ大丈夫です。

ルール1.関数には引数を渡すことができる

文章を出力するプログラムを、もう一度よく見てください。何か気付きませんか。

 main() { printf("楽しいC言語"); }

そうです。printf関数には “楽しいC言語” という文章が付属していますね。
これはprintf関数に、”楽しいC言語”という文章を情報として渡すことを示しています。
printf関数の中では、”楽しいC言語”という文章を受け取り、出力するための処理を行っているのです。
このように関数に渡す情報のことを、引数と言います。
もし関数に引数を書くことができませんと、関数はいつも同じ処理しかできません。関数に引数を書くことによって、関数の活用の幅がぐっと広がるのです。
引数は1つだけではなく、いくつも渡すことができます。
例えばhogeという関数に3つの情報を渡すときは、次のように記述します。

hoge(”楽しいC言語", "いつかはきっと", "プログラマー");

簡単ですね。情報をコンマ(,)で区切ればよいのです。
今回のC言語超入門(第2回)では、1つの引数のみ使いますので、今は「こんな関数の使い方もできるのですね」くらいに思っていただければ結構です。

ルール2.関数の区切りにセミコロンを付ける

さてさて、もう一度、文章を出力するプログラムをよく見てください。また何かに気付きましたね。

main() { printf("楽しいC言語"); }

はい、そうです。printf関数の最後にセミコロン(;)が付いています。
C言語では、1つの関数の区切りをセミコロンで示す、というルールがあります。
パソコンーー正確にはコンパイラーですが、今はパソコンと言いますねーーには、セミコロンが付いていませんと、どこまでが関数なのか分からないのです。
そのため、もしセミコロンを付け忘れますと、パソコンから怒られてしまいます。パソコンに怒られないために、セミコロンを必ず付けましょうね。
もう一つ例を挙げて説明しましょう。今度はprintf関数を2つ使ってみます。

main() { printf("楽しいC言語"); printf("いつかはきっと"); }

このようにセミコロンでprintf関数を区切ることで、パソコンにprintf関数が2つあることが伝わるのです。パソコンとコミュニケーションを取るためには、セミコロンが必要になると思ってくださいね。

C言語超入門の第2回まとめ

さて、C言語入門(第2回)では、新たにC言語のルールを2つ説明しました。

1つは関数には引数を渡すことができること、
もう1つは関数の区切りにセミコロンを付けることです。

文章が出力できますと、何となくプログラムを作った感じがしませんか。これから、どんどん楽しくなってきますよ。
ステップ・バイ・ステップ。焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。