今回はHackforPlayの新しいキットの使い方を紹介します
新しいキットではゲームの見た目が変わり、ステージを作るエディタは使いやすいものに進化しています
まずは、サイトのどこから新しいキットを試すことができるのかを見てみましょう
新しいキットはどこで使える?
まずはトップページにあるステージを作るというボタンを押します
RPGキット2(ベータ版)というタイトルの近くにあるためしてみるというボタン、ここから新しいキットのページへ飛ぶことができます
ゲームを作る前に……ログインについて
画面右上のログインボタンから、ログインを行わなければ、作ったステージが保存されません。そのため、ログインしてからステージを作り始める事をおすすめします。ログインにはGoogleアカウントを使用します。
新しいキットでステージを作る
初めは、何もない草原に主人公がポツンと立っているだけの状態から始まります
スライムを置いてみよう
画面右にあるついかボタンを押します
すると、上のような追加するアセットを選ぶ画面が現れます。その中から青色のスライムを押しましょう
すると、下のようなウィンドウが現れます。
クリックで えらぶ▼を押し、その後ゲームがはじまったときを選択してください
これは、スライムを作るコードを、プログラムのどこに挿入するのかを選択しています
最後にステージに出すボタンを押すと、ゲームがリロードされ、スライムが追加されます
世界にはおれたち二人だけ
おさらいGIF
ゲームの背景を変えてみよう
新しいキットではゲームの背景を簡単に変えることができます
まずは、ゲーム画面の上部にあるmap1の はいけいを かえるボタンを押します
すると、背景の一覧ウィンドウが開き、ここから好きな背景を選ぶことができます
今回の記事ではもりの背景を選択してみます
森で楽しいピクニック
スライムの位置を変えよう
スライムの位置を変えるには、プログラムを書き換えます。
まずは、画面右側のプログラムを見てください
14行目にあるrule.つくる('青色のスライム', 1, 4, 'map1', ('▼ むき', Dir.ひだり))
というのが、先ほど追加したスライムをつくるコードです
その中の1, 4, 'map1',
というのが、スライムの位置を表すコードです
これはスライムが「最初のマップの、左から1番目、上から4番目のマスにいる」という事を表しています
今回は、この(8, 4)
の位置にスライムを動かしてみましょう
つまりコードはrule.つくる('青色のスライム', 8, 4, 'map1', ('▼ むき', Dir.ひだり))
と書き換えることになります
書き換えたら、右上のプレイボタンを押します
今書き換えたプログラムが反映された状態で、ゲームが再スタートします
森の奥には進ませないぜ
ちなみに…今のコードから、スライムの向きも変えられます
変え方は簡単。先ほどのコードの後半にある('▼ むき', Dir.ひだり)
と書かれた横長のボタンを押し、任意の向きを選択します
プログラムを変えた後は、プレイボタンを押します
お前はどこを向いているんだ
もの を置いてみよう
ついかボタンを押し、追加するアセットを選ぶ画面を見てみましょう
上部のキャラクター、もの、スキル、みため、うごき、つよさ、システムそれぞれを押すことで、プログラムに追加したいコードを、カテゴリ分けして見られます
ものカテゴリーを押し、その中にあるりんごを選択し、ゲームに追加してみましょう
木にりんごがなっている……
いろんな物やキャラクターをゲームに追加しよう
今回はステージ制作の基本、ゲームに追加、場所や向きのプログラムを変えるを紹介しました
ぜひ、ゲームにいろんな物やキャラクターを追加して、どんな動きをするのか試してみてください
ステージ作りのための、小さなアイデアが浮かぶと思います
筆者は
- ばくだん……何秒か経つと爆発
- りんご……たいりょく回復
- 金色のどうぞう……ボタンをふむと動く
- プリンセス……話しかける(ぶつかる)とゲームクリア
を追加して、森の奥に囚われたプリンセスを助けに行くゲームを作ってみました。
それ以外にも面白い動きをするオブジェクトや、強くて可愛いキャラクターが沢山います
ぜひHackforPlayの新しいキットを試してみてください