Ruby on Railsはオープンソースで開発されたWebアプリケーションフレームワークです。これを利用することで、アプリケーションの開発を少ないコードで簡単に行うことが可能になります。本記事ではRuby on Railsを本格的に学びたいと考えている方に向けて、プロスタスタッフが選定した9冊の書籍をご紹介します。
Ruby on Railsを学べる書籍
- 改訂3版基礎 Ruby on Rails(KS IMPRESS KISO SERIES)
- Ruby on Rails4 アプリケーションプログラミング
- パーフェクトRuby on Rails
- 実践Ruby on Rails4 現場のプロから学ぶ本格Webプログラミング
- Ruby on Rails環境構築ガイド
- Head First Rails-頭とからだで覚えるRailsの基本
- 10日でおぼえるRuby on Rails入門教室
- Ruby on Rails3 ポケットリファレンス
- Rails3レシピブック 190の技
1.改訂3版基礎 Ruby on Rails(KS IMPRESS KISO SERIES)
Ruby on Railsによるアプリケーション開発の流れを解説した書籍です。Rubyの文法やオブジェクト指向の考え方を初歩から丁寧に解説しているので、これから初めてウェブ開発に携わりたいと考えている人におすすめです。実際にコードを書いて、その説明をしていくという形式なので、初心者でも段階的に理解することができるようになっています。また、MacだけでなくWindowsについても記述されているので、Windowsユーザーにもおすすめの書籍です。
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読者からの口コミ
基礎からしっかり学べる
40代・男性・Webディレクター
初めてRuby on Railsでの開発を引き受けることになったので、基礎から説明してあるこの本を購入。Railsに入る前にしっかりRubyの基礎から説明されているので、この本があればRuby未経験者でもRuby on Railsでの開発に無理なくすすめると思う。特にMVCそれぞれの役割や動作について、難しすぎる部分をうまく回避して説明されているのでわかりやすいと思う。
2.Ruby on Rails4 アプリケーションプログラミング
実践的なWebアプリケーション開発ノウハウを網羅したRuby on Rails4の解説書です。前半ではRuby on Railsの多様な機能を分かりやすく解説し、後半では高度な機能についての解説もしており、基礎から応用まで幅広く紹介されています。Rails3とRails4の比較が随所に記載されているので、初めてRails4で開発する人だけでなくこれまでRails3の開発経験がある人にもおすすめです。
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読者からの口コミ
初心者もこれ1冊で大丈夫
40代・男性・Web系企業
Ruby on Railsが初めての人はもちろん、Ruby自体が初めてという人でもこの本からスタートすれば、Ruby on RailsをもちいたWebアプリケーションが開発できるようになると思う。この本はかなり丁寧に基本事項から説明がされているので、最初理解できなくても、根気よく何度も復習することで着実に力がついてくる。1つの山を越えればあとは自然に理解度が上がっていくと思う。
とにかくわかりやすい
40代・男性・IT企業
他の言語での開発経験があったことと、同じ著者の書籍が読みやすかったことからこの本を手にした。プログラミング初心者には少し引き出しをたくさん見せすぎている本のような気がするが、経験者の自分が読むとRuby on Rails以外の話題にもかなり興味が持てる。最新のCoffeeScriptやSCSSなどの開発スタイルもかなり学ぶところが多かった。中級者でも満足できる本だと思う。
3.パーフェクトRuby on Rails
初心者から中上級者までをカバーした実践的なWebアプリケーション開発手法の解説書です。RubyやRailsに関する基礎的な内容から開発や運用に活用するツール、Railsを拡張する方法など現場で役立つ知識を中心に紹介されています。Ruby on Railsの学習をはじめていて、これから本格的に使っていきたい人や他のMVCフレームワークを扱ったことがあり、これからRuby on Railsをはじめていきたい人などにおすすめです。
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読者からの口コミ
玄人好み
40代・男性・Webプロデューサー
パーフェクトシリーズがこれまでいずれも読みやすく、中級者以上に向けて書かれているような気がしているので手に取りました。この期待を裏切ることなく、かなり深い部分の説明まで丁寧にされています。今の自分ではまだ理解が難しい部分が残っていますが、しばらく長く使えるということだと思っています。初心者にはおすすめしづらいですが、入門本の次に手元に置きたいと思える本です。
Ruby on Railsらしさの追求
40代・男性・Webディレクター
Rubyをスクリプト言語として使ったことはあるもののRuby on Railsはまったくの初心者だったので、しっかり理解しようとあえてこの中級者向けっぽい雰囲気の本を選んだ。他の本よりも少し文字も細かくかなりのボリュームがあり読破に時間がかかりそうだが、本当の意味で効率を追求するのであればこの本に書いてあるように言語仕様に合わせた最善策をとるべきだと思う。
4.実践Ruby on Rails4 現場のプロから学ぶ本格Webプログラミング
顧客管理システムを作りながら、Ruby on RailsによるWebアプリケーション開発の基礎知識と様々なノウハウを学ぶことができる実践的な学習書です。各章末には演習問題が設けられているので、きちんと内容が理解できているか確認しながら読み進めていくことができます。これからRubyやRuby on Railsをはじめる人ではなく、ある程度基礎的な知識が身に付いている人や初心者から脱却したい人などにおすすめです。
読者からの口コミ
網羅率も高い
40代・男性・Webデザイナー
Ruby on Railsの実践的な書籍だということで手に取ったが、序盤はしっかり環境構築やRubyの言語仕様についても触れられている。特に環境構築ではVagrantを用いているので、他の言語開発環境を構築する際にも応用ができる。他の書籍にない部分といえば、エラーページに関する細かい記述が挙げられる。エラーページの重要性をここまで説いてくれる本はかなり貴重だ。
まさしく実践
40代・男性・Webエンジニア
入門本で基礎をある程度かためたつもりだったので、次に使える本を探す中でこの本にたどり着いた。実践というタイトルに惹かれて購入したが、本の序盤は環境構築や入手方法などがしっかり書かれており、手元の入門本は手放してもいいかなと思える充実ぶりだった。入門本を読んでからでないとかなり厳しいレベルになっていると思うが、中級者にはうれしい内容だ。