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CLIP STUDIO PAINTで出来る写真加工

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「CLIP STUDIO PAINT」、通称「クリスタ」。

画像編集ソフトの定番「Photoshop」と比較するとネームバリューでは劣るかもしれませんが、クリスタも日々進化を遂げており、機能によってはPhotoshop以上の実力を発揮することもあるんです!

そこで今回はクリスタだからこそ出来る、写真の加工手順をご紹介します。
※文中のスクリーンショットは、CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.6.3のものです。

CLIP STUDIO PAINTの特徴

CLIP STUDIO PAINTは、セルシス社が2012年から販売しているイラスト作成ソフトです。プロのイラストレーター、漫画家も使用しています。

独自の描画エンジンを搭載しており、ペンタブレットによる細かな描写を滑らかな描き心地で実現。Windows・Mac両方に対応している上に、メモリ制限がないので、動作環境を気にすることなく作業に専念出来ることが特長です。

CLIP STUDIO PAINTには、DEBUT版・PRO版・EX版の3タイプが存在します。

DEBUT版は体験版の様なもので、単体では販売されていません。イベントやキャンペーンなどの特典として無料配布されていることが多いです。

PRO版はスタンダードモデルで、イラスト作成に向いているほか、単ページの漫画制作機能も搭載しています。多くの人はPRO版があれば十分でしょう。

EX版は、その名の通り最上位モデルです。複数ページの漫画制作に向いており、チームで作業出来るように連携機能が付いています。

基本的な写真修整の手順

CLIP STUDIO PAINTには数えきれない程の機能がありますが、写真修整で使用するツールは主に以下の5種類です。
・「編集」>「色調補正」>「明るさ・コントラスト」
 →画面全体の明度や発色の強さを調整します。
・「編集」>「色調補正」>「画像解像度を変更」
・「フィルター」>「ぼかし」「シャープ」「効果」
・「色混ぜ」>「塗り&なじませ」
 →まわりの色となじませます。
・「水彩」
 →水彩絵の具の様なタッチで描き込みが出来ます。

実際に写真を修整してみましょう。
【修整前】

薄暗いところで撮影してしまい、いまいちパッとしない写真ですが…。

【修正後】

「明るさ・コントラスト」で画面全体の明度と発色をアップし、少しだけ「シャープ」を適用したところ、とても凛々しい猫の写真に変身しました。

写真から漫画の背景(トーン)を作成する方法

CLIP STUDIO PAINTを使えば、カラー写真から白黒の漫画背景を簡単に作成することが出来ます。

①元画像(雪景色)のレイヤーを複製し、最上位に移動する。このレイヤーが後に線画となる。

②線画用レイヤーを選択し、「レイヤープロパティ」>「表現色」>「モノクロ」を選択。

③「編集」>「色調補正」>「明るさ・コントラスト」で画面全体の明度を調整し、白い部分と黒い部分をはっきりと分ける。
④「編集」>「輝度を透明度に変換」を選択。白い部分が透明レイヤーとなる。

⑤線画用レイヤーを一度非表示にして、元画像のレイヤーを選択する。「レイヤープロパティ」>「表現色」>「グレー」を選択。

⑥同じく「レイヤープロパティ」から、「効果」>「トーン」を選択する。

⑦「編集」>「色調補正」>「明るさ・コントラスト」で全体的な白黒のバランスを調整。
⑧線画レイヤーを可視状態に戻したら完成。必要に応じて、「消しゴム」や「エアブラシ」>「トーン削り」「スプレー」などを使って調整する。

完成した漫画背景画像です。作業時間は5分程度。

写真からアニメ調の背景(カラー)を作成する方法

先ほどの雪景色写真を、今度はアニメ調の背景イラストに加工します。

CLIP STUDIO PAINT には、Photoshopの様に「ボタンひとつで水彩画タッチに変換する」といった機能はありません。最終的にはユーザーが直接加筆する必要があります。そのため多少の手間はかかりますが、ゼロから描くよりはずっと楽ですし、味のある背景イラストを作成することが可能です。

①「編集」>「色調補正」>「カラーバランス」で、シアンを最大値まで上げる。
②「編集」>「色調補正」>「階調化」の数値を調整し、色数を落とす。今回は8を適用。

③「フィルター」>「ぼかし」>「ガウスぼかし」を適用。全体的に線がぼやける程度のレベルを設定する。
④「色混ぜ」>「塗り&なじませ」や水彩ツールを使って、色を馴染ませていく。風景画を描く要領で、不要なオブジェクトを塗りつぶしたり、線を描き足したりする。

完成した画像がこちら。作業時間は15分~20分程度です。


⑤の工程では風景画作成の知識が必要となりますが、基本的には「塗り&なじませ」で適当にグリグリと色混ぜをしていけば問題ありません。

色混ぜのコツは、元画像の線に従ってペンを運ぶことです。例えば、上の画像の畑のウネはペンを上から下へと走らせていますし、画面中央の横線では、ペンを左から右へと動かして色を混ぜています。当たり前のことかもしれませんが、夢中になっているとつい忘れてしまうので注意してください。

また、最近は新海誠作品タッチの風景イラストが流行っていますが、CLIP STUDIO PAINTで再現したい場合は、次の2工程がポイントとなります。
①「編集」>「色調補正」>「明るさ・コントラスト」でコントラストを上げる。
②「編集」>「色調補正」>「カラーバランス」のシアンを最高値まで上げる。

投稿者:プロスタ編集部

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