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リナックスアカデミー・松田氏が目指すエンジニアの入り口となるスクール

【前半】リナックスアカデミー・松田氏が目指すエンジニアの入り口となるスクール
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今年で開講15週年を迎えるリナックスアカデミー。初心者でも最短4週間で資格を取得し、エンジニアになれるスクールとして人気です。最も習得率が高いと言われる少人数制の授業形式を採用しているので、未経験者でも短期間で技術を習得できます。

今回は、運営会社である株式会社リカレントの代表取締役を務める松田航さんにスクールや講師陣の特徴、今後の展望についてお話を伺いました。

簡単に自己紹介をお願いします。

リナックスアカデミー代表の松田と申します。どうぞよろしくお願い致します。

エンジニアの数を増やすために設立された教育機関

リナックスアカデミーの設立経緯を教えてください。

リナックスアカデミーは今年で設立15週年を迎えるスクールです。設立した当時はLinuxが市場に出回ってきた頃でした。しかし、それに対してLinuxのエンジニアは圧倒的に不足していました。さらに言えば、その当時はオープンソースが主流ではなくて、それこそWindowsでサーバーを立てるという会社が圧倒的に多かったのです。そこで、オープンソースのエンジニア達が集まって、LInuxのエンジニア、もっと言えばオープンソースのエンジニアを増やすためにリナックスアカデミーを設立しました。

ただ、リナックスアカデミーは企業の中のエンジニアを育てることが目的ではありません。エンジニアの母数を1万人、10万人、100万人とどんどん増やすことが目的です。とにかくエンジニアを増やしたいという思いで始まって、インフラとプログラミングという2つの分野のエンジニアを育てるために進んできたスクールです。

カリキュラムの構成や特徴を教えてください。

リナックスアカデミーでは、エンジニアの母数を増やすために、未経験の方をエンジニアに育成しています。したがって、未経験の方が勉強するための入り口になってもらいたいので、その時代のニーズにあったカリキュラムを提供しています。まず、大前提としてインフラ分野が強いです。次にプログラミングに関しても、例えば、Pythonのような最先端の言語に触れてもらうのが目的ではありません。将来にわたって仕事にしていけるということをゴールにしています。そのため、プログラミングやインフラの中でも社会ニーズが強いスキルを積極的に教えています。プログラミングで言えば、日本で一番ニーズがあり、多くの企業でも使われているJavaをプログラミング言語として教えています。

他スクールとの比較した際の特徴を教えてください。

エンジニアの入り口となるというのが企業ミッションにあるスクールなので、未経験で始めて就・転職を目指している方が圧倒的に多いです。ちょっと技術を学んでもらって終わるのではなくて、これを仕事にしていこうという方々が集まっています。

したがって、積極的に就・転職のサポートをしています。例えば、カウンセラー陣全員が国家資格を保有しているので、プロによる質の高いカウンセリングを受けることができます。こういう企業に行きたい、こういうキャリアパスを歩みたいというお話をしてもらって、実際に希望に沿ったところに入ってもらうという形になっています。求人数に関して言うと、現在、1010社の企業から求人をいただいております。こちらから企業にアプローチすることもありますし、企業の方からアプローチしていただくこともあります。

もっと言うと、就・転職のサポートではお金をもらっていません。あくまでも受講生の方にとって将来のために一番いい企業に入ってもらおうというスタンスです。カウンセラーに質の高いカウンセリングをしてもらって、自分の好きな企業に入ってもらおうという形になっています。リナックスアカデミーは人材紹介や人材派遣で利益を上げるのではなくて、教育機関として生き続いていて、今後もそのスタンスは変えないと思います。

純粋な教育機関としてプログラミング教育をされているスクールは珍しいですね。

多くのスクールは教育事業と並行して人材派遣事業や人材紹介事業を行っています。しかし、人材派遣会社を通す場合では、何よりもエンジニアを派遣しないといけません。その結果、ピラミッド構造になっているIT企業の下部に入ってもらうといった現状があります。そうなるとその後のキャリアアップが難しいという問題があります。リナックスアカデミーでは、極力真ん中ぐらいの企業に入ってもらって、その後もしっかりとしたキャリアパス描いてもらえるようにしています。

学習せざるを得ない環境の中でこそ習得率が高まる

講師陣はどのような方が多いでしょうか。

【前半】リナックスアカデミー・松田氏が目指すエンジニアの入り口となるスクール
講師は現役のエンジニアであることは大前提です。それに加えて講師スキルがあることが重要です。リナックスアカデミーの授業形態は少人数のクラス制です。まず、講師が教壇に立って説明して、実際にやってみる。生徒がそれを見て、自分でも実行してもらうという実戦形式を繰り返す少人数の予備校のような形を取っています。この授業形式ですと講師スキルがないと授業が成り立ちません。

したがって、講師に求められるスキルが非常に高いので、採用を厳しくしています。5段階もの採用プロセスを乗り越えたエンジニアだけを講師として採用しています。倍率で言うと10倍以上です。講師スキルがない方でも受講生のフォローはできるのですが、人にきちんと教えるということは難しいです。そのため、講師の質を担保するためにこのスタンスを貫いています。

オンラインスクールと比較して、リアルスクールの強みを教えてください。

実はリナックスアカデミーには動画の学習教材もありまして、以前に受講生に使ってもらったことがあります。受講生の方からは、「リアルの授業を受けた後に復習用の教材として使うのはかなりわかりやすくて、非常に便利」という声をいただきました。一方で、動画を予習用の教材として使ってもらった時は、「わかりにくい」という意見をいただきました。そして、何よりも勉強をやらなくなってしまうということでした。動画の教材ですと、学習への強制力が働きません。人間のやる気はそもそも長続きしないものです。特に、プログラミングに関して言えば、最初はよくわからないことばかりで学習を続けるのは大変です。

リアルのスクールですと、教室には講師や他の受講生がいるので、学習せざるを得ない状況になります。さらに、授業の難易度は次第に上がっていくので、受講生の方は必死で追いつこうと努力します。結局、リアルスクールの方が習得率と成長具合が非常に高いという印象ですね。オンラインスクールはちょっとスキルアップしたい、プログラミングを2〜3日で学びたいという目的であれば非常に便利です。しかし、未経験の方がプログラミングを仕事にするという目標を考えた場合、現在のリアルスクールというスタンスが適切だと考えています。

未経験の方をエンジニアに育成していく

受講生の方はどういった方が多いでしょうか。

未経験でかつ仕事にしたいと考えている方が圧倒的に多いです。例えば、配達の仕事をしているが体力的にきつく将来が不安なので、エンジニアになりたいという方や、事務職をしていて手に職をつけたい女性の方がいます。とにかく仕事にしたいという方々です。
年齢別だと25歳から40歳くらいの方が多く、性別でいうと男性7割、女性3割という比率です。

受講生の中で印象に残っている方を教えていただけますか。

元々パチンコを仕事にしていたのですが、リナックスアカデミーに入学してから猛勉強して起業した方です。その方は一ヶ月の間毎日勉強をして、Linuxの資格を取って、IT企業に就職した後、起業しました。ただ、こういう方は珍しいというわけではありません。卒業生の方が入社したIT企業から独立して、人が足りなくなって求人をくれるということも多いんですね。

法人に関して言うと、例えば、YahooさんからAndroidアプリのエンジニアを育てたいというご要望をいただいて、500人〜600人のエンジニアを半年間にわたって教えました。他には、LINEさん、NTTドコモさん、野村證券さんが新入社員の研修を頼んで下さっています。新人研修をやらせていただくとこちら側もいろいろなことを学べて講師の質が上がるので、いい循環が回っていると思います。また、卒業生が就職した企業で研修先としてリナックスアカデミーを推薦してくれて研修を担当させていただくことが多いです。

プログラミング教育をする上で重視している点を教えていただけますでしょうか。

基礎からじっくり学習することが大前提です。とりあえずアプリケーションを作れればいいという状態では仕事には就きにくいので、基礎からしっかり学んでいただいています。

さらに、受講生の方には資格をとってもらうことにしています。エンジニアの方の中には資格は要らないというスタンスの方が多いです。しかし、実際の現場だと使われていることが多く、新入社員の研修でもこの資格を取らせて欲しいという声が多いです。資格自体が完璧にスキルを証明するものだとは考えていませんが、ある程度のスキルの証明にはなります。何よりも資格がない場合と比べて勉強ができるという証明になります。企業からすると、未経験の方を採用するのは不安です。しかし、資格を持っているのであれば、「この人はこの先もしっかり勉強してくれるだろう」という印象を与えることができます。また、資格を持つことは自分の自信に繋がります。
【前半】リナックスアカデミー・松田氏が目指すエンジニアの入り口となるスクール
学習環境を充実させることも重視しています。例えば、使っているパソコンの横にディスプレイを設置してあり、講師のディスプレイをそのまま反映しています。手元で講師の実際の作業を体感しながら、同じことをすぐに自分のパソコンで実行できます。また、一人一台ハードディスクを渡していて、いつ来ても空いている教室のパソコンを使って勉強できます。就職した後も3年間はリナックスアカデミーで勉強できるので、ずっと勉強し続けている方もいます。

初学者の方がプログラミングを学ぶ上で、学習のポイントはどのような点にあるとお考えですか。

最終的には自分で一つアプリケーションを作ってみようという意思が非常に重要です。リナックスアカデミーでも最後に演習でアプリケーションを作ってもらうことは行っています。ただ、それは大前提であって、自分で調べるということが大切だと考えています。

例えば、講師陣からすると「このバグはこう直せばいい」と答えを教えるのは簡単です。また、ネット上のソースコード等を参考にするのはいいですが、ソースコードをそのままコピー&ペーストしたところで意味がありませんし、バグが入る可能性もあります。そうではなくて、どうやって自分で調べるのか、どうやってドキュメントを見ればいいのか、どういう風に書籍は参考になるのか等を教わりながら実践していくことを大事にしています。

エンジニアの入り口となるスクールを目指す

最近はスクールの数が増え、小中学校における必修化も発表されるなど、プログラミングを学ぶことができる環境が整いつつあります。今後のプログラミング教育のあり方についてはどのようにお考えですか。

今後、プログラマーやエンジニアの人数は圧倒的に必要となっていきます。現在、日本で伸びている業界はアプリ制作などIT系の企業が中心です。しかし、日本のIT業界はピラミッド構造があるので、なかなかエンジニアの地位が上がらないという問題点があります。今後は自社アプリケーションを自社内で作っていく文化が増えて、世界にも展開していくという流れができていくと思います。その分野は将来的に明るいですし、小中学生がプログラミングを勉強することはとても意義があることだと考えています。

また、もしプログラマーにならないとしても、プログラミングを学習することで頭が良くなると考えています。やはり、エンジニアの方と話していると、普通の方よりも論理的に物事を判断して、論理的に話されるという印象が強いです。そういった論理的思考ができる人材が日本で増えていくのはいいことだと考えています。

リナックスアカデミーとしての今後の展望について教えてください。

エンジニアの入り口となることを目指しています。そのために、良質なコンテンツを提供して、未経験の方をエンジニアまであと一歩というところまで連れていくことをやり続けます。コンテンツの質が上がるならどんなことでもやりたいと考えていまして、例えば、先ほど述べた動画教材も受講生をフォローするために半年かけて作りました。テキストに関して言えば、一章ごとに本当に必要なのかどうかを常に議論していて、3、4か月ごとに改定しています。とにかくコンテンツの質を上げて優秀なエンジニアを増やすことに全力を使いたいと考えています。

リナックスアカデミーの公式サイトはこちら

リナックスアカデミーの公式サイトを見る

投稿者:プロスタ編集部

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