1ヶ月でWebデザイン・プログラミングスキルをオーダーメイドのカリキュラムで学べるスクール、それがWebCamp。

Progate CEO加藤氏が目指す〜オンラインで、初心者から創れる人を輩出する〜

Progate CEO加藤將倫氏
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4万人ものユーザーを抱えるオンラインプログラミング学習サービスProgate(プロゲート)を運営する株式会社ProgateのCEO加藤將倫さんに、Progateをつくったきっかけやサービスのこだわり、近日開講するProgate Schoolの意図、今後の展望について伺いました。

プログラミング学習の手段として受託開発をした

– これまでのご経歴を教えてください。

株式会社Progate代表取締役の加藤將倫と申します。私は愛知県の生まれですが、6歳〜15歳まではオーストラリアのパースで育ちました。高校時代は愛知県で過ごし、その後2011年に東京大学に入学しました。3年次に電子情報工学科に進み、その時初めてプログラミングに触れました。大学ではC言語を学んでいたのですが、アカデミックな内容が多く、アプリとかWebサービスを作りたいと思っていた自分にはあまり肌に合わないと感じ、独学でアプリの開発をはじめました。

当時、共同創業者の村井が新しくプログラミングサークルを作ろうとしていて、それに誘われて一緒にやることになりました。それからWeb系のプログラミングも学ぶようになったですが、2人ともその頃は全然できるわけではなかったので、どうやったら早く学べるか考えていました。そんな時、村井の知り合いのある会社の社長さんから「こういうサービスを作りたい」という受託開発の話があり、仕事としてやったら学びのスピードも早くなると思って、ちゃんと納期を設けて受託開発をしました。プログラミングサークルで知り合ったある会社の顧問をやっていたエンジニアの方にアドバイザーとして指針を与えてもらったこともあり、納期までに作り上げることができました。

ちょうどその頃、あるバーで出会った社長の方に誘われて、アメリカのテキサスで開催されたスタートアップイベントに連れて行ってもらいました。そこで、その社長さんの知り合いの方を紹介してもらって話しているうちに、起業家が凄くかっこいいと感じました。同時に何も持ってなかった自分が小さく見えて、同じように熱意を持って相手に話せる何かが欲しいと思いました。

それまで起業しようとは考えてはいなかったのですが、受託を通して自分で初めて何か作り出せるようになったこと、そして起業家に憧れを持ったこと、この2つの理由で起業を考えるようになりました。

プログラミングは、まずは一つ作り上げる経験が重要

– Progateを作りはじめたきっかけは何ですか。

テキサスから日本に帰ってからもプログラミングサークルやインターン先でプログラミングを教えていたのですが、毎回同じことを教えていることに気づきました。そこで、オンラインでプログラミングを学べるサービスがないかなと調べてみて、ドットインストールやCodecademyを実際に自分でやってみました。まず普通に凄いなと思ったと同時に、「自分だったらこうやって教えたい」という部分があり、Progateを作り始めました。

Progate

– それを踏まえてProgateを作る上で工夫していることを教えてください。

まず環境構築をしなくて良い点です。また、画像を多用することにより、文章を読まなくても見ればわかるように工夫しています。スライド形式なのでサクサク学習を進めることができます。このように、初心者の方にはまずプログラミングの楽しい部分を感じてもらうことが重要だと考えています。

そして、プログラミングは自分で書かないと覚えられないと思うので、Progateでは学んだ直後にコードを打てるようにしています。最後に、Progateではこういうものを作るというゴールを提示するようにしています。それを作り上げるために必要なことを一個一個順を追って学んでいくというスタイルです。

自分の中で、一つ作り上げたというのが凄い大きな経験でした。細かいところで言えばまだ全然理解できていないことがあったのですが、全体像をつかむことができました。それさえできれば一個一個の隙間を埋めていくのはそれほど難しいことではありません。書籍や既存のサービスは最初から隙間を埋めに行くので、どこが本当に重要かがわかりません。Progateは、最初学ぶ上でいらないと思う部分は内容から削ぎ落としています。その代わりに、一個何かを作りきるための最短ルートを提供できていると考えています。

– 現在はどのような体制でサービスを開発しているのでしょうか。

現在は、正式なメンバーが5名、後はインターン生や業務委託の方が3名ほどいるのですが、基本みんなエンジニアです。エンジニアとしての仕事をしつつ他の業務は分担しています。どのタスクをやるにもProgateの場合はプログラミングが密接に関わってきますが、みんなコードを書けるのでスピード感を持ってサービスを開発できています。

Progate CEO加藤將倫氏

– Progateはどういうユーザーが多いのでしょうか。

年齢で言うと、25歳〜30代前半の方が一番多く、次に多いのがそれより若い大学生世代です。最近は肌感として高校生の子もやってくれている印象です。地域の観点からみると東京がもちろん多いですが、日本全国の方が使ってくれています。今後は海外のユーザーも増やしていきたいです。

広告は打っていないので、基本的に口コミで拡がっています。あとは、有名なブロガーの方に書いてもらったり、ニュースアプリに取り上げられた時に一気にユーザー数が増えました。

スクールを通してオンラインコンテンツを改善していく

– Progate Schoolについて教えて下さい。

前提として、Progateでは初心者の方が何かを創れるようなることを、オンラインで実現したいと考えています。

昨年、Progate Campというオフラインのキャンプをやっていました。これはRuby on Railsを学ぶ内容で、初心者がRailsを使えるようになるにはどういうカリキュラムでやれば良いかを知るためにやっていました。その上でRailsのオンラインの学習コンテンツをずっと作ってきました。

Progate School

コンテンツが出揃ってきたので、次のフェーズとしてオンラインで初心者から創れる人を生み出すために、Progate Schoolの第1回を今月の21日に始めます。倍率は5倍くらいになったので、学んだ後の目標が明確なこと、時間を割けることなどを選考基準として参加者の選抜も行いました。1ヶ月間基本的にオンラインなのですが、質問ができたりフィードバックをもらえたりできるようになっています。まずはフロントエンドに特化していて、今後Railsを用いたWebアプリケーション開発のコースも開講する予定です。

今後もどんどんオンラインの方向に持っていってより多くの人に体験してもらえるようにしていきたいと考えています。

コンテンツにこだわり、グローバルに展開していく

– 増資も発表されましたが、今後どのように展開していこうと考えていますか。

(参考:オンラインプログラミング学習のProgate、East Venturesやエンジェル投資家らから総額3000万円の第三者割当増資を実施

未だにProgateは、初心者から何かを創れる人を輩出することをオンラインだけでは実現できていないと考えています。引き続きそれを達成するために動くというのは絶対的な指針としてあります。

その上で具体的にどのように実現していくかということで言うと、先ほど言ったようなProgate Schoolを通してプログラミング学習の成功パターンをより明確にしていきながら、それを活かしてコンテンツの質を上げていきたいです。

もう一つ大きな展開としてProgateのコンテンツを国際化したいと考えていて、自分たちの中で目標とする人材を輩出できていると思ったタイミングで一気に海外の人たちにも発信していけたらと思っています。日本以上にプログラミングができることの重要度が高い国もあると思いますし、コンテンツの質では世界の競合サービスにも負けない自信があります。

今後は世界で1000万人ぐらいに使われるサービスにしていきたいです。

– ありがとうございました。

Progateの公式サイトを見る

投稿者:プロスタ編集部

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